エリアの話

auローミングエリアが10月以降、順次終了

KDDIはが10月22日、楽天モバイル向けに提供しているローミングサービス提供エリアマップを更新しました。それによれば2020年10月以降、東京都(23区除く)の一部や大阪府(大阪市除く)の一部、奈良県の一部にて順次、au回線のローミングを終了するとしています。

楽天モバイルでは現在、自社エリアを拡大中ですが、それらの地域ではネットワーク構築の目処が立った模様です。

楽天モバイルとKDDIはローミングに関する協定を結んでいます。

対象エリアは「東京23区、名古屋市、大阪市および局所的なトラヒック混雑エリアを除く全国エリア」および「地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設や観光名所等の一部」。期間は2026年3月31日(火)までとなっています。

楽天モバイルが自前でエリアを構築できたところから順次、楽天回線へ切り替えを行っていきます。au回線のローミングは「都道府県毎に楽天モバイル株式会社の自前エリアの人口カバー率70%を上回った時点で両社の協議を以て、各都道府県のローミング提供の継続・終了を決定します」とのこと。

今回、2020年10月以降にau回線のローミングが順次終了する都道府県として大阪府(大阪市除く)の一部、奈良県の一部が追加されています。

つまり、楽天自前エリアが着実に広がっているという証になります。楽天自前エリアであれば使い放題でネット接続が使えます(auローミングエリアは月5GBまで)。楽天モバイルユーザーにとっては使い放題の場所が広がるという朗報といえるでしょう。

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