製品レビュー

【OPPO Reno3 A】おサイフなど日本仕様にもきっちり対応し、最強のコストパフォーマンス

今、指原莉乃さん、木梨憲武さんのCMで話題なのが、OPPO Reno3 Aです。

 本体サイズは160.9×74.1×8.2mm。重さは約175g。手が小さめの人には片手で操作するには慣れが必要かもしれない大きさです。

 画面サイズは6.44インチ、FHD+(2400×1080)の有機ELディスプレイを採用しています。YouTubeやNetflixなど鮮やかな画質で動画を視聴することができます。

 画面占有率は89.9%で全体的に狭額縁ではありますが、画面下部がやや太めのフレームとなっていいます。フロントカメラはティアドロップ(涙の滴が落ちるような形)で切り込まれています。

 ロック解除する生体認証は顔と指紋となっており、指紋センサーに関しては画面に内蔵されています。画面の特定部分を押すことでロックが解除しまう。顔認証の場合、マスクで開かないことが多いですが、指紋であればマスクをつけたままロックを解除できるので、とても便利です。

 背面には4つのカメラを内蔵しています。メインカメラは4800万画素、超広角は800万画素に、モノクロカメラが200万画素、ポートレート用カメラも200万画素という組み合わせ。超望遠カメラは搭載せず、デジタルズームで10倍まで撮影可能です。モノクロとポートレートをあえて設けているところに画質へのこだわりを感じます。

 実際に10倍ズームで撮影してみましたが、やはり手ブレをしてしまうこともあり、画質的にはやや荒れてしまいます。撮影できないことはないですが、あまり実用的とは言えません。

 また、カメラには10種類のフィルターが用意されており「ダズルカラー」を選択すると、花や料理、空などの色味が強調され、発色がよくなるなど、いわゆる「SNS映え」するように撮影できます。

 実際、空を撮れば青味が強調されますし、料理を撮影すれば赤みが強くなります。ダズルカラーをオンオフさせるとはっきりと違いがわかるほど、SNS映えを意識した絵づくりになります。この辺りは好みが分かれそうです。

 チップセットはSnapdragon665。パフォーマンスよりもコストを優先させたものとなりますが、通常利用におけるブラウジングやゲームなどをやっても、不満を全く感じません。

 OPPO Reno3 Aでは「ゲームスペース」として、通知をブロックしたり、スクリーンショットが撮影できるなど、ゲームに集中しつつSNSで共有できる機能が備わっています。CPUやGPUにどれくらいの負荷がかかっているかなどのチェックをすることもできます。

 ここ最近、ゲーム向けの機能を強化するメーカーが相次いでいますが、OPPOでもしっかりとその辺りのニーズを捉えているようです。

 また、OPPO Reno3 Aでは「おサイフケータイ」にも対応します。モバイルSuicaなどが利用できるため、キャリアのスマホから乗り換えるという人でも安心です。

 OPPO Reno3 Aは、楽天モバイルでは一括払い3万6192円という値付けがされています。ディスプレイ、カメラ、おサイフケータイ対応などを考えると、コストパフォーマンスは相当、高いと言えるでしょう。

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